練習中、選手に指示を出す松橋力蔵監督
練習中、選手に指示を出す松橋力蔵監督
松橋力蔵監督

 J1アルビレックス新潟は11月18日、松橋力蔵監督(55)が来季も続投すると正式に発表した。来季は3季目の指揮となる。

 松橋監督は千葉県出身。2021年に新潟のコーチに就き、22年から指揮を執った。新潟のサッカーをより攻撃的に進化させ、監督1年目でチームをJ1昇格とJ2優勝へ導いた。

 2季目の今季は、6年ぶりにJ1に挑むチームを指揮し、選手たちの力を底上げした。J1の舞台でボールを保持しながら攻めるスタイルを軸に戦い、リーグ戦は2試合を残し、10勝11分け11敗の10位。10月下旬にJ1残留を決めた。また、天皇杯全日本選手権でも、14年ぶりにベスト8の成績を残した。フロント側も、その手腕を高く評価したとみられる。

 クラブを通じ、松橋監督は「新潟に関わる全ての皆様から与えていただいたチャンスだと捉え、新潟の未来につないでいくために、引き続き真剣に取り組んでまいります」とコメントした。

フォトセッションに臨む(右から)太田修介選手、松橋力蔵監督、新井直人選手=1月12日、新潟市中央区

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