こういう形の感染対策もあるのか、と思った。

 新潟市議会は、2月定例会の会期を当初予定から約1週間延長し、3月30日までとした。

 議員が新型コロナウイルスに感染したり濃厚接触者になったりした事態に備え、審議や採決の期間を確保するためだ。

 議案の採決は23日の予定だが、予備日を設け、万一の際には30日まで先送りできる。

 市議会事務局によると、感染対策として開会前に会期の延長を決めるのは全国でも異例だという。

 地方自治法では、本会議に必要な出席議員の数を、原則として議員定数の半数以上としている。欠席者が増えると、本会議が開けない可能性がある。

 2月定例会は、市の1年間の施策の土台となる一般会計当初...

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