地震の影響から復旧し、全線で運転を再開したJR越後線。乗客が次々と列車に乗り込んだ=1月6日、内野駅
地震の影響から復旧し、全線で運転を再開したJR越後線。乗客が次々と列車に乗り込んだ=1月6日、内野駅

 1月1日に発生した能登半島地震の影響で運転を見合わせていたJR越後線の越後赤塚-関屋の上下線が6日午後1時半前、運転を再開した。5日ぶりの運行に、通学などで使う利用者からは「待ちわびていた」と喜ぶ声が聞かれた。

 JR東日本新潟支社によると、地震によって新潟市西区の内野-新潟大学前の一部で線路を支える土台が陥没した。作業員延べ約250人を動員し、陥没で浮いた線路の部分に砂利を敷き詰めた。

 復旧後に初めて被災区間を走る午後1時12分発新潟行きの列車には、始発の内野で乗客が次々と乗り込んだ。西区の高校2年の男子生徒(17)は、部活動から帰宅する際に利用した。被災した区間は毎日使うといい、「移動が制...

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