
集めた義援金を市に託す猿橋中学校の生徒たち=新発田市役所
能登半島地震の被災者を支援しようと、新潟県の新発田市と村上市の小中学校3校が義援金集めに取り組んだ。復興への願いを込め、それぞれ市や社会福祉協議会に託した。
新発田市の猿橋小学校と猿橋中学校の子どもたちは市役所を訪ね、二階堂馨市長に「被災地の方々に届けてください」と募金箱を手渡した。
募金活動は子どもたちの発案で、1月中旬から始めた。「お小遣いの範囲で」との呼びかけに対し、保護者らからも善意が寄せられ、猿橋小では8万3777円、猿橋中では10万4507円が集まり、26日に市に託した。市は全額を被災地に届ける。
猿橋中ボランティア委員長の男子生徒(15)は「今もたくさんの方が大変な思いをしてい...
残り474文字(全文:774文字)