大きな亀裂が入った南校舎の床＝新潟市西区寺尾上３の坂井輪中
新潟市は、能登半島地震への対応を含む２０２３年度一般会計補正予算案など６議案を１月３１日に開会した市議会の１月臨時会に上程した。地震で被災した坂井輪中学校（西区）の南校舎の解体方針などを示し、校舎の修繕や解体などの事業費として８億６千万円の予算をつけた。２３年度一般会計補正予算案は歳入歳出に各２１１億３１１６万円を追加し、総額４５８０億７１１８万円とした。
坂井輪中学校は、南校舎と体育館の損傷が激しい。３年生と特別支援学級の生徒は近隣の新通小で対面授業、１、２年生は自宅でオンライン授業を続けている。文教経済常任委員会で、市教委は市内施設での対面授業に向け、生徒を送迎するスクールバスを運行する...
残り460文字（全文：760文字）
