新潟大学書道教育学会が主催する書道の全国大会3部門で最高賞に輝き喜ぶ吉澤葵さん。左は書初の受賞作品=2月18日、新潟市中央区
新潟大学書道教育学会が主催する書道の全国大会3部門で最高賞に輝き喜ぶ吉澤葵さん。左は書初の受賞作品=2月18日、新潟市中央区

 新潟大学書道教育学会(新潟市西区)が主催する2023年度の全国競書大会、硬筆大会、書初(かきぞめ)大会で新潟県長岡市の宮内小6年吉澤葵さん(11)が、いずれも最高賞を受賞した。新大書道教育学会事務局によると3部門となった1990年大会以降で初の快挙。2月18日には書初部門の表彰式が新潟市中央区の新潟市民芸術文化会館で行われ、吉澤さんは「すごくうれしいし驚きで胸がいっぱい」と喜んだ。

 競書と書初は小・中・高校生別に、硬筆は小学生を対象に募集している。競書は全国から5345点、硬筆は8958点、書初は5643点の応募があった。

 小学2年生で書道を習い始めたという吉澤さんは長岡市内の書道教室に通い...

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