坂井輪中学校を視察する衆院災害対策特別委員会の委員ら=3月25日、新潟市西区
坂井輪中学校を視察する衆院災害対策特別委員会の委員ら=3月25日、新潟市西区
坂井輪中周辺の視察に向かう衆院災害対策特別委員会の委員ら=3月25日、新潟市西区

 衆議院災害対策特別委員会の委員が3月25日に新潟県に来県し、能登半島地震で廊下の壁や柱に亀裂が入るなど、液状化被害が大きかった新潟市西区の坂井輪中学校を視察した。後藤茂之委員長は終了後、将来的に支援制度の拡充を検討する必要があるとの認識を示した。

 訪れたのは後藤氏のほか、新潟県選出議員を含めた計11人。坂井輪中学校では中原八一新潟市長から敷地内の陥没した様子や校舎の復旧見通しについて説明を受けた。

 その後、後藤氏は県庁で笠鳥公一副知事と中原市長から要望書を受け取った。

 要望書で新潟県は、3月22日に政府が打ち出した宅地の液状化被害への支援拡充策に対し、制度の詳細を早急に提示するよう求めた。新...

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