
震災からの復旧など1年の事業を振り返った中原八一市長=23日、新潟市役所
新潟市の中原八一市長は23日の定例会見で、間もなく発生から2年となる能登半島地震について、被災者支援やインフラ復旧を着実に進めてきたとし「生活再建の見通しがなかなか立たない方もいる。一人も残さず支援をやっていきたい」と述べた。
市長は2025年を振り返る所感として、被災した坂井輪中学校(西区)の学校活動再開や、被災家屋の公費解体完了などを示し、引き続き「被災者に寄り添った取り組みを行い、災害に強いまちづくりを進める」と強調。江南区と西区の一部地域で導入を検討している街区単位の液状化対策事業については「今後さらに住民の皆さんの理解をいただいて進めなくてはならない重要な課題だ」とした。
そのほか...
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