プールの利用休止が続いている佐渡スポーツハウス＝佐渡市吉岡
能登半島地震で被害を受けた佐渡スポーツハウス（新潟県佐渡市吉岡）の温水プールが、使えない状態が続いている。市が管理し、島内では市民が通年利用できる唯一のプールだが、排水管などの破損により大規模な工事が必要で、再開は秋以降になる見通しだ。長期休止に、利用してきた市民からは困惑する声が上がる。
佐渡スポーツハウスのプールは１９９７年に開業した。２５メートル８コースのほか、児童用プールなどを備える。健康づくりに励む老若男女や、水泳に取り組む小中学生など、多くの市民が日常的に利用してきた。
能登半島地震では、排水管や雨水管が破損したほか、建物周辺の複数箇所で地盤陥没が生じた。地下水が漏れている場所も...
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