
例年より早くピークを迎えている山菜の出荷作業=4月18日、上越市のJAえちご上越園芸拠点集出荷施設
新潟県上越地域で山菜が例年より10日ほど早く出荷最盛期を迎えている。少雪と4月の気温上昇が影響したとみられ、品目によっては入荷が半月程度早まっている。上越市藤巻にあるJAえちご上越の集出荷施設では、緑が鮮やかなコゴミなど多彩な山菜類が農家から運び込まれている。新型コロナウイルス5類移行後、外食需要が高まり、価格も上昇している。
上越市や妙高市では山間部を中心にさまざまな山菜が自生し、組合員が一定のルールの下で採集している。例年の出荷ピークは4月下旬だが、2024年は雪解けが早い上、4月に気温が高い日が続き成長が進んだ。
JAえちご上越の施設ではコゴミのほかコシアブラ、タラノメなどが出荷最盛期...
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