三越伊勢丹ホールディングス(東京)は5月14日、子会社の新潟三越伊勢丹(新潟市中央区)の2024年3月期決算を発表した。旅行や出張など外出の増加で衣料品を中心に販売が伸び、純利益は前年比46・5%増の5億9900万円だった。

 衣料品や靴、かばん、化粧品、食料品など幅広く好調だった。能登半島地震の影響で初売りを含め来店が減った時期もあったが、通年では客数が伸びた。高級ブランドを中心に販売価格の改定もあり、客単価も上昇した。

 新会計基準に基づく売上高は4・1%減の140億8400万円、営業利益は34・2%増の8億1200万円、経常利益は27・9%増の8億2千万円だった。

 25年3月期は、売上高1...

残り46文字(全文:346文字)