
つるし雛飾りと新緑が楽しめる市史跡「飯塚邸」=柏崎市新道
新潟県柏崎市新道の市史跡「飯塚邸」で、子どもの健やかな成長を願うつるし雛(びな)が展示されている。色鮮やかでかわいらしいひな飾りと、庭園「秋幸苑」の新緑の美しさが調和しており、訪れた人たちが見入っている。
飯塚邸は新道地区の大地主だった飯塚家の住居で、秋幸苑は約1000平方メートル。モミジやツツジなど約80種類の樹木が、青々しい新緑に染まっている。
柏崎市が企画し、市民から提供を受けた約100点のつるし雛を展示している。子どもの成長への願いが込められたニンジンやイチゴなどの飾りが並ぶ。
娘と訪れた市内の女性(67)は「お庭の緑が柔らかい色で、本当にきれい。ひな飾りも、一針一針丁寧に作られてい...
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