
講習会で胸骨圧迫の練習をする横越中の生徒ら=新潟市江南区横越中央3
急病人や火災が発生した場面での対応技術を学ぶジュニアレスキュー隊育成講習会が、新潟市江南区の横越中学校で開かれた。生徒は胸骨圧迫による心肺蘇生や消火器を使った初期消火の方法などについて、実技を交えながら学習し、命をつなぐ意識を高めた。
地域防災の担い手を育成する目的で、2014年度から実施。江南区内の全公立中6校で行い、横越中では5月22日、2年生約90人が参加し、江南消防署員や市消防団江南方面隊員らが講師を務めた。
生徒は4、5人のグループに分かれて胸骨圧迫の手順や自動体外式除細動器(AED)の操作方法を学習した。119番通報やAEDを準備する役割を分担して絶え間なく胸骨圧迫を行い、救急車...
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