関川村の人たちにおにぎりを振る舞った右近由美子さん（右）＝関川村下関
おにぎりぼんごのスタッフらと田植えをした右近由美子さん（中央）＝関川村小和田
振る舞われたおにぎり＝関川村下関
行列ができたおにぎりぼんごの店舗前＝東京都豊島区北大塚２（右近さん提供）
「おにぎりぼんご」のスタッフらと田植えをした右近由美子さん（右から２人目）＝関川村小和田
岩船産コシヒカリを使用している東京都豊島区のおにぎり専門店「おにぎりぼんご」を営む右近由美子さん（７１）＝新潟市出身＝が、新潟県関川村の稲作現場を訪れた。近年、おにぎりを販売する専門店がブームの中、ぼんごは都内でも先駆けの店。右近さんは素材にこだわり、岩船コシは棚田米を使用している。スタッフとともに初めて産地を訪ね、田植えなどを通して生産者との交流を深めた。
ぼんごはＪＲ大塚駅近くにあり、右近さんの亡き夫が１９６０年に創業。ふんわりとまとめられたご飯とたっぷりの具が特長で、すし店のように客の目の前で握りたてを提供する。価格は一つ３５０円から。卵黄やクリームチーズなど具材は５７種類で、組み合わせるのが人気だ。
１日で１２００〜１５００個を売り上げる。入店までに２、３時間かかることがあり、メディアに取り上げられる機会も増えている。
使用するコメは４０年以上岩船コシだ。「粒が大きくて空気がたくさん入るので、...
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