釣りと食を通じて佐渡にほれ込んだ鈴木正人さん。米のおいしさを、島内外の老若男女に伝えたいと意気込んでいる=佐渡市中原
釣りと食を通じて佐渡にほれ込んだ鈴木正人さん。米のおいしさを、島内外の老若男女に伝えたいと意気込んでいる=佐渡市中原

 佐渡産コシヒカリでたっぷりの具材を包んだおにぎりを提供する「されどおにぎり」が6月7日、新潟県佐渡市中原にオープンする。代表を務めるのは、釣りをきっかけに来島するようになった東京都の税理士、鈴木正人さん(63)だ。2拠点生活を送る鈴木さんは「うちのおにぎりには夢が詰まっている。佐渡の米のおいしさを発信しつつ、本業を店舗運営に生かして、人材育成に力を入れたい」と話す。

 都内に税理士事務所を構える鈴木さんは、企業や個人に対する経営、相続に関するコンサルティングなどをしながら、趣味で釣りを20年近く続けている。5年ほど前に佐渡を訪れ、マグロやヒラマサを一本釣りできる環境に夢中になった。「これだけ大...

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