
4人が出席し、委嘱状を受け取った「特殊詐欺被害防止推進員」委嘱式=加茂署
巧妙化する架空請求や還付金詐欺を防ぐため、新潟県警加茂署が、加茂市と田上町に在住・在勤する6人に「特殊詐欺被害防止推進員」を委嘱した。普段の生活や仕事の中で注意喚起に努める。
6人は20〜60代の男性4人と女性2人。地域住民や事業者と接する機会が多い民生委員や保護司、商工団体関係者らで、このうち3人が再任された。加茂署で6月13日に委嘱式が行われ、出席した4人に桃井克朗署長が委嘱状を手渡した。任期は13日から2027年3月末まで。
新たに委嘱された加茂商工会議所の経営指導員、明間浩さん(44)は「会員企業への情報発信に取り組みたい」と話した。
加茂署によると、管内では23年1年間で特殊詐欺被...
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