北陸ガス(新潟市中央区)は7月1日、2024年10月検針分から一般家庭や業務用を含めたガス料金を平均12%引き上げると発表した。原燃料となる液化天然ガス(LNG)や物価高騰が主な要因で見附を除くエリアが対象。毎月の原料費調整による変動を除くと、料金の引き上げは14年ぶりとなる。

 緩和措置として、10月から2025年3月検針分については、引き上げ率を平均8%に圧縮する。

 一般的な使用量の家庭における緩和措置期間のガス料金は、地域によって異なり今年7月請求分との比較で、634〜648円高くなる。緩和措置後は、931〜945円高くなる。

 政府が再開する家庭向け電気・ガス料金の負担軽減策は反映してい...

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