
水泳日本代表への期待を語る村松さやか総監督=東京都新宿区
パリ五輪の開幕が7月26日に迫る。競泳、水球など水泳競技は会期序盤にスタートし、日本勢の活躍が注目される。選手が最高のパフォーマンスを発揮するには、縁の下で支える存在が欠かせない。水泳ニッポンを支える新潟県人を紹介する。(運動部・渡辺伸也)=3回続きの1=
金メダルの歓喜も、悔し涙も間近で見守ってきた。2004年のアテネ五輪を皮切りに4大会を総務として支えた村松さやかさん(47)=日本水連常務理事・新潟県上越市出身=は今大会を水泳選手団の総監督として迎える。「引っ張るというより、選手に寄り添うリーダーでありたい」と語る。
高田高水泳部の頃からマネジャー一筋だ。東洋大時代に中高生の強化合宿を手...
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