
1日かけて防災について学んだ第二中学校の生徒たち=7月19日、柏崎市比角1
2007年7月16日の新潟県中越沖地震2007年7月16日、新潟県の上中越沖を震源として発生した地震。新潟県内では柏崎刈羽原発が立地する柏崎市と刈羽村のほか、長岡市で震度6強、上越市や小千谷市、出雲崎町で震度6弱を観測した。新潟県によると、この地震の影響で15人が亡くなり、2316人が重軽傷を負った。住家の被害は、全壊が1331棟、大規模半壊、半壊が5710棟、一部損壊が3万7277棟。から17年がたった。柏崎市中心部の比角(ひすみ)地区で、中学生向けの防災授業が7月19日、住民の防災訓練が21日に、それぞれ行われた。被災の記憶の風化が課題になる中、学校と地域が連携し、改めて防災の重要さを確認した。
柏崎市比角1の第二中学校の生徒たちは、地域に大人が少ない平日に災害が発生した場合も動けるようにと...
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