相川鶴子金銀山遺跡の「道遊の割戸」=新潟県佐渡市
相川鶴子金銀山遺跡の「道遊の割戸」=新潟県佐渡市

 日本が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産1975年に発効した世界遺産条約に基づき、歴史的建造物や遺跡を対象にユネスコが人類共通の財産として登録する。国内では姫路城などが登録されている。世界遺産にはほかに、貴重な生態系などの自然遺産と、文化と自然の要素を併せ持つ複合遺産がある。登録の可否は世界遺産委員会が決める。に推薦した新潟県の「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」(佐渡市)について、韓国外務省当局者は7月26日「韓日が合意に至りつつあり、特別なことがない限り明日(27日)、世界遺産への登録が予想される」と述べた。韓国は...

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