災害時のごみ処理に関する協定を締結した県産業資源循環協会新発田支部の曽根剛支部長(左)と関川村の加藤弘村長=関川村役場
災害時のごみ処理に関する協定を締結した県産業資源循環協会新発田支部の曽根剛支部長(左)と関川村の加藤弘村長=関川村役場

 2022年8月の新潟県北豪雨で被災した村上市と関川村は、県産業資源循環協会新発田支部と災害ごみの処理に関する協定を結んだ。災害発生時には、支部の会員が災害ごみの収集運搬を支援するほか、仮置き場の管理にも協力する。

 村上市と関川村、協会新発田支部は、それぞれ7月上旬に協定を結んだ。新発田支部は、下越地区の産業廃棄物処理業者70社で構成する。

 県北豪雨の際、2市村は住民たちが持ち込む災害ごみ置き場を設けた。ただ、夏場とあって悪臭が課題となり、分別が十分でなかったためか村上市では、災害ごみから出火した。

 関川村役場、村上市役所で行われた調印式にはそれぞれ、協会新発田支部の曽根剛支部長ら役員が出席。...

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