
村から管理協同組合に維持管理が移管される湯沢温泉の設備=関川村湯沢
新潟県関川村の湯沢(ゆさわ)温泉の配湯を受ける福祉施設や湯沢集落が管理や配湯を行う管理協同組合を立ち上げ、9月にも村から維持管理を移管する。組合設立のきっかけとなったのが、2022年の県北豪雨。村最古の温泉を次の世代に引き継ぐため、運営を行政から地元主体へと変更し、新たな道を模索していく。
湯沢温泉は鎌倉時代の開湯と伝わり、村内にある五つの温泉で最も古い。村が特別会計を設置して運営。2022年8月の...
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