
一正蒲鉾(新潟市東区)は8月7日、2024年6月期の連結決算を発表した。主原料である魚のすり身価格の上昇が一服したことなどから純利益は9億5700万円となり、前年の8400万から大幅にアップした。
水産練り製品・総菜事業は、価格改定効果やカニかまなどの販売が好調で、売上高が前年を上回った。利益面ではカニかま製品専用の本社第二工場が稼働し、生産効率が向上したことも奏功した。
売上高は5・1%増の344億8700万円、営業損益は12億7100万円の黒字(前年は1億9300万円の赤字)、経常損益は12億4700万円の黒字(同1億4600万円の赤字)だった。年間配当は12円。
25年6月期は売上高3...
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