みこしを載せ信濃川を渡る御座船=8月10日、新潟市中央区
みこしを載せ信濃川を渡る御座船=8月10日、新潟市中央区

 新潟まつり2日目の8月10日、新潟市中央区の万代島周辺で、みこしを載せた御座船(ござぶね)が信濃川を渡る「水上みこし渡御」が行われた。御座船を一目見ようと多くの見物客が訪れ、港町の風情を楽しんだ。

 港や海の安全祈願と水難事故の慰霊を込め、信濃川の右岸から左岸へみこしを渡す伝統行事。色鮮やかな竜の飾りが目を引く御座船に、金色のみこしとともに祭りの関係者ら約50人が乗り込んだ。

 右岸を出発すると、おはやしの太鼓などのにぎやかな演奏とともに漁船など約20隻が随行し、水上パレードを盛り上げた。

 千葉県から訪れた女性(16)は「水上みこし渡御を初めて見たけれど、熱気と活気にあふれていて元気が出た」と話...

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