珠玉のピアノ 共演重ね

 音楽の都・ウィーンの三大オーケストラの一つ、ウィーン放送交響楽団がアメリカの女性指揮者、マリン・オルソップとともに8年ぶりに来日します。

 プログラムはモンゴメリーのストラム、モーツァルトのピアノ協奏曲第26番「戴冠式」とベートーベンの交響曲第7番です。モーツァルトを角野隼斗が弾き、今回の公演をより魅力的なものにしてくれます。

 マリン・オルソップは、レナード・バーンスタイン、小澤征爾にも学んだアメリアの指揮者。2007年から14年間、ボルティモア交響楽団の音楽監督。19年からはウィーン放送交響楽団の首席指揮者としてヨーロッパでも活躍を続けています。ディスコグラフィも多岐にわたり、バーンスタイン...

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