ナカムラ農産の農場で収穫された枝豆＝長岡市高野町
新潟県は枝豆の作付面積で全国一を誇る。新潟県長岡市には、オリジナル品種の「越一寸（こしいっすん）」がある。県農産園芸課によると、２０２３年度の出荷量は新潟市、上越市、弥彦村に次いで４番目だが、おいしい産地であるとＰＲしている。産地の魅力と、活性化の取り組みを紹介する。
◆甘み、香り豊か♪オリジナル品種「越一寸」ブランド化に力
夏が旬というイメージが強い枝豆だが、実は秋の季語。本来の旬は秋とも言われる。長岡市内では、オリジナル品種「越一寸」をはじめ、旬の異なる品種を切れ目なく収穫し、秋まで続く「リレー栽培」が定着している。
ＪＡえちご中越のながおか枝豆生産部会は２０２４年、５０軒の農家が約３７ヘクタールで１０品種を栽培する。７月前半の「陽恵（ようけい...
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