
新潟天文研究会の50周年記念で講演する国立天文台の渡部潤一上席教授=新潟市中央区
天文愛好家でつくる新潟天文研究会の創立50周年を記念した講演会が9月15日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。国立天文台上席教授の渡部潤一さん(63)が夜空を眺める「星空浴」の魅力などを語った。
新潟天文研究会は1974年9月に設立。現在は会員約50人で、天体現象の情報交換や星の撮影を行っている。会場には、2024年5月、県内でも観測された珍しい低緯度オーロラの写真なども展示された。
渡部さんは米ハワイ島のすばる望遠鏡建設にも関わった著名な天文学者で、講演には約100人の天文ファンが集まった。渡部さんは、古くは占いだった天文学の成り立ちや、星や月が七夕や十五夜といったイベント、...
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