
夕暮れ時に福島潟のほとりでサウナを楽しむ参加者たち=新潟市北区前新田
ラムサール条約湿地自治体に認証されている新潟市の福島潟(北区前新田)で、市民有志が企画したイベント「ガタベリング」が初めて開かれた。訪れた人たちは夕暮れの潟を散策したり、夜空を見上げながらサウナを楽しんだりして、自然の魅力を五感で堪能していた。
経営者や学生らによる団体「志民委員会」が主催。野鳥や菜の花などで知られる日中の福島潟だけでなく、夕方や夜の時間帯の魅力を知ってもらおうと企画した。
イベントは9月上旬の土曜の午後5時に始まった。水の駅「ビュー福島潟」の佐藤安男副館長(64)らは、潟を散策するツアーを実施。オオヒシクイなどの野鳥の生態や水生植物について説明して歩いた。参加者は夕日が映る...
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