
オオヒシクイの飛来を歓迎するライトアップ「雁迎灯」=9月23日午後6時ごろ、新潟市北区
国の天然記念物オオヒシクイが越冬する新潟市北区の福島潟で、飛来を出迎える「雁迎灯(かんげいび)」が行われている。約2500個の発光ダイオード(LED)ライトでかたどった3羽のオオヒシクイが見る人を楽しませている。
地元の葛塚東コミュニティ協議会が実施し、設営は葛塚中の生徒も協力した。水辺の縦約170メートル、横約140メートルに大きく羽ばたくオオヒシクイを表現した。9月23日は多くの人が隣接するビュー福島潟の展望台を訪れ、撮影を楽しんでいた。
福島潟では、例年10月初旬にオオヒシクイの初飛来を確認しており、数千羽がやってくる国内有数の越冬地だ。新潟市北区の小学5年の男子児童(11)は「思った...
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