
川で砂金採りを体験する子どもたち=9月29日、佐渡市西三川
世界文化遺産に登録された「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」を構成する資産の一つ、「西三川砂金山」を散策するイベントが9月29日、新潟県佐渡市の笹川集落で開かれた。集落を流れる笹川川では約40人の親子連れが砂金採りを体験し、砂利や泥の中できらめく砂金を探した。
市民に金銀山の価値を知ってもらおうと佐渡市が主催。西三川砂金山は佐渡で最古の砂金山として知られる。笹川集落はその中心地で、...
残り236文字(全文:423文字)