各家庭でブレーカーを落として停電を模擬体験し、備えの大切さを実感してもらうキャンペーン「ブラックアウト大作戦」が10月19〜23日に行われる。主催する新潟県の長岡技術科学大学と中越防災安全推進機構は、参加を呼びかけている。

 中越地震の発生から20年に合わせて、市民の防災力向上を図ろうと企画した。参加者は事前登録し、期間中の都合の良い日に、発災時刻となる午後5時56分以降に、自宅のブレーカーを落とす。1〜2時間、無理のない範囲で電気を使わずに食事するなどし、外食や外出はせず、発電機や携帯電話などの使用も控える。

 気付いたことを家庭で話し合い、登録者に送信されるアンケートに答える。事前登録や問い...

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