
5年ぶりの開催となり大田楽が披露された収穫祭=新潟県小千谷市真人町
新潟県小千谷市真人町の若栃集落で、五穀(ごこく)豊穣(ほうじょう)に感謝する収穫祭が開かれた。中世の伝統芸能の田楽を現代風にアレンジした「わかとち大田楽」が披露され、小千谷市内外から見物客が訪れた。
収穫祭は、中越地震で被災した集落を活性化しようと地域おこし団体「わかとち未来会議」などが2005年に始め、新型コロナウイルス禍の中止を経て11月3日、5年ぶりに開催した。
大田楽は、2006年から収穫祭の目玉となった。2024年の踊り手は小千谷市を中心に活動する「新潟わざおぎ」のメンバーに、集落の住民が加わった25人。神社前の広場で、赤や青など5色の衣を身にまとった踊り手が、番棒と呼ばれる棒を手...
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