県内の候補者の街頭演説に集まった建設業関係者ら=10月16日
県内の候補者の街頭演説に集まった建設業関係者ら=10月16日
県内の候補者の街頭演説に集まった建設業関係者ら=10月16日

 10月27日投開票の衆院選は後半戦に入り、各陣営は支持固めに躍起になっている。長年各政党を支え、候補者の活動をサポートしているのが業界団体や労働組合だ。ただ時代の変化に伴い、運動量の低下を指摘する声もある。新潟県内の建設業、農業、連合の3団体の動きをまとめた。

◆[建設業]時代の変化で浸透難しく、自民県連会長自らてこ入れ

 公共事業を通じて恩恵を受ける建設業界は、自民党にとって最大の「集票マシン」とされる。中選挙区時代のような力には陰りが見えるものの、まとまった票が期待できるとして自民県連はてこ入れを強める。

 県内19支部で組織する県建設業協会は「特定の候補を推薦するかどうかは各支部の判断」と説明。衆院選では全県で統一した支援はしていないとする。

 一方で、...

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