10月に移転したアクシアルリテイリング本社の外観=長岡市
10月に移転したアクシアルリテイリング本社の外観=長岡市

 食品スーパー新潟県内最大手のアクシアルリテイリング(長岡市)が、現在の約1・5倍となる200店の展開に向け、基盤固めに動いている。新本社を10月に稼働したほか、長野県にもアクシアルリテイリング初の物流拠点を計画している。県内外で競争が激しくなる中、設備投資により生産性や商品の魅力を向上させ、事業拡大を図る。

 アクシアルは2013年、当時の原信ナルスホールディングスとフレッセイホールディングス(前橋市)が経営統合して発足し、現在は県内外で131店を展開。規模のメリット創出を掲げ、以前から200店体制を目指している。

 アクシアルの原和彦社長・最高経営責任者(CEO)は、フレッセイとの...

残り881文字(全文:1218文字)