新潟労働局が発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は1・46倍で、前月に比べ0・02ポイント上昇した。上昇は2カ月連続で、求職者数の減少などが主な要因。雇用情勢判断は「改善の動きに足踏み感がある」に据え置いた。

 9月の有効求人数(パートを含む、季節調整値)は4万9674人で前月比0・2%減と、2カ月ぶりに減少。有効求職者数(同)は3万4041人で同1・8%減と、3カ月連続で減少した。有効求人倍率の全国順位は前月と同じ6位だった。

 学卒者を除く新規求人数(パートを含む、原数)は1万7241人で、前年同月比11・8%減と、4カ月連続で減少した。

 新規求人の産業別では、複合サービス業が同16・9...

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