AIで廃棄物を自動選別するロボット「URANOS(ウラノス)」について説明するウエノテックスの技術担当者=上越市柿崎区馬正面

 破砕機などの環境機器を主力とする産業機器メーカーのウエノテックス(上越市柿崎区)は、デジタル化を推進し、廃棄物処理や再利用を担う「静脈産業」に新風を吹き込もうとしている。社長の上野光陽さん(54)は「廃棄物処理の現場では労働力不足が進み、無人化や省人化は重要なテーマ。効率的かつ安全な作業の技術や仕組みが求められている」と強調する。

 その思いを具現化した機器の一つが、2019年に発売したAI(人工知能)搭載の廃棄物選別ロボット「URANOS(ウラノス)」だ。手作業による廃棄物の仕分けは過酷で、作業事故のリスクも伴う。例えば、近年全国で多発するリチウムイオン電池による火災は、廃棄物処理施設でも課題となっており、工場火災につながる恐れがある。

 ウラノスは、...

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