
放牧地を離れ、トラックに誘導される牛=11月11日、佐渡市吉岡
新潟県佐渡市運営の経塚放牧場(吉岡)で11月11日、市内の畜産農家が預けていた繁殖牛(雌牛)の下牧作業が行われた。広い牧草地で伸び伸びと過ごした牛たちがトラックの荷台に載せられ、農家の元へ帰って行った。
放牧は、牛の運動不足解消や農家の負担軽減が目的。今季は4月下旬に始まり、四つの市営放牧場を18の農家の123頭が利用した。未妊娠の牛には種付けも行った。
最初の下牧作業となった経塚放牧場では、市職員らが...
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