
子どもたちが体験した防災給食=小千谷市
新潟県の中越地震から20年となった10月23日、長岡市と小千谷市の小中学校では、震災に関わるイベントが行われ、児童、生徒たちは故郷への思いを深めたり、備えの意識を高めたりした。
長岡市西川口の川口中では、3年生28人が、震源を歩いて訪ねる遠足を行った。山道を上り、震源の「震央メモリアルパーク」を目指した。到着すると、全員で声を合わせ「ふるさと川口への誇りと愛着を胸に未来へ進んでいく」と、誓いのメッセージを読み上げた。
参加した生徒(14)は「本当にここで大きな地震があったのだと、現実感が強まった」と話した。
小千谷市内の小中学校と総合支援学校は、子どもたちや職員が地震時を想定した防災給食を体...
残り139文字(全文:439文字)