
作品について話し合う制作メンバー=新潟市西区内野町
障害について理解を深めてもらおうと、新潟市東区の市民団体と学生らが短編映画「Voice〜あなたの声がききたい〜」を制作した。関係者は「障害者とともに生きるリアルな日常を知ってもらう機会にしてほしい」と話している。
障害者理解のための活動をしている「新潟障害文化地域推進機構」(新潟市東区)の近守代表(59)が9月のイベントの企画を一緒に考えてもらうため、大学で特別支援教育について学ぶ学生ら4人に声をかけた。
学生らは今年4月から話し合いを重ね、多くの人に見てもらえる映画の制作を決定した。資金はイベントへの協賛金でまかなった。
4人は、障害者や障害者の職場体験を調整した人、障害児が通う習い事教室...
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