
世界情勢と日本のエネルギー問題を専門家が解説した講演会=15日、新潟市中央区
日本のエネルギー問題を考える講演会が11月15日、新潟市中央区で開かれた。ユニバーサルエネルギー研究所(東京)の金田武司社長が紛争や資源争奪が続く世界情勢を解説し、「エネルギーを輸入に頼っている日本の特殊性を理解する必要がある」と語った。
金田社長は幕末以降の日本の主要エネルギーの変遷について「エネルギー(の確保)で四苦八苦してきたのが日本の歴史」とした。
世界経済で影響力を強める中東産油国や主要新興国で構成するBRICS、ウクライナ侵攻を続けるロシアの動向にも触れ、日本がロシアからの天然ガスに依存している側面も紹介。「世界のエネルギー問題は深刻。世界で起きていることを客観的に見る目が必要だ...
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