
海上保安官が訓練の成果を発揮し合った制圧競技会=新潟市中央区神道寺南2
第9管区海上保安本部が毎年開催する「警備救難競技会」の制圧競技の部が新潟市中央区の市鳥屋野総合体育館で開かれた。新潟、富山、石川の3県から47人が出場し、日頃の訓練で培った素早い制圧術で競い合った。
競技会は11月12日に開催された。制圧競技は、海上で犯罪が起きた際、容疑者を速やかに取り押さえる技術を競う。素手や短刀警棒などで戦う計5種目の個人戦が行われ、各部署から選抜された職員が優勝を争った。
出場者は「ヤー」と気合いが入った声を上げ、胴体や小手を狙って攻撃。同僚からも「いいぞ」「落ち着いていけ」などと声援が送られた。
徒手対徒手部門で優勝した新潟海上保安部の益子(ましこ)裕哉さん(29)...
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