JAバンク新潟県信連(新潟市中央区)は11月25日、2024年9月中間決算に当たる24年度仮決算を発表した。金利上昇による国債などの売却損により、経常利益は前年同期比2億7800万円(10・7%)減の23億2千万円となった。仮決算の減益は3年連続。

 売上高に当たる経常収益は有価証券の配当金や株式の売却益が好調に推移し、6億8800万円(6・9%)増の105億4400万円だった。経常費用は9億6700万円(13・3%)増の82億2400万円。純利益に当たる当期剰余金は3億9千万円(18・9%)減の16億7千万円だった。

 9月末現在の貯金残高は、新潟県内JAからの預け金が減少したことにより、3・...

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