一正蒲鉾が子会社化するインドネシアのKMLイチマサフーズ
一正蒲鉾が子会社化するインドネシアのKMLイチマサフーズ

 一正蒲鉾(新潟市東区)は、インドネシアで水産練り製品を製造、販売している持ち分法適用関連会社を連結子会社化すると発表した。子会社化によって海外拠点の中核に位置づけ、世界的な和食ブームで拡大が見込まれる需要の取り込みを目指す。

 子会社化するのは、現地の華僑財閥グループ企業との合弁会社「KMLイチマサフーズ」。来年1月にも合弁相手から株式2万8907株を追加取得し、持ち株比率を40%から75%に引き上げる。取得額は非公表。

 KMLイチマサフーズは2015年に設立し、カニかまぼこを製造している。新型コロナウイルス禍の内食需要で業績を伸ばしたが、23年12月期の売上高は反動で半減し、約3億円。売り上...

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