
観光関係者らが、戦略的な誘客について考えた「インバウンドセミナー」=佐渡市相川三町目浜町
海外における佐渡の認知度を高める手法を考える「インバウンドセミナー」が新潟県佐渡市相川地区で開かれた。市が主催し観光関係者ら約30人が参加。政府観光局の担当者が、戦略的な誘客方法について解説した。
セミナーは11月19日にあり、政府観光局の太田吉信・海外プロモーション部長が講師を務めた。
太田氏は、新潟県全体では12月〜翌年2月のスキーシーズンに訪日客が多い一方、佐渡では冬の観光需要が落ち込む現状を紹介。「冬季のスキー客を佐渡に誘客するのは一つの方法だ」と指摘した。
観光庁は外国人富裕層を地方に呼び込むためのモデル観光地に「佐渡・新潟エリア」を選定している。太田氏は「佐渡単体ではなく、東京ま...
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