三菱ガス化学(東京)と新潟県が連携して下水処理過程で発生する消化ガスからバイオメタノールを製造する国内初の取り組みが、社会や地域の課題を解決するモデルとして評価され、「第12回プラチナ大賞」の優秀賞を受賞した。
プラチナ大賞は、イノベーションによる新産業の創出やエネルギー・環境問題などの課題解決に取り組む自治体や企業に贈られる。
企業経営者や自治体の首長らで構成する「プラチナ構想ネットワーク」などが2013年から毎年開催し、24年は11月上旬に東京都内で表彰式があった。
三菱ガス化学と県が共同で応募し、全国44件の中から最終審査12件に選出され、最高賞に次ぐ優秀賞の「グリーン技術革新賞」に選...
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