県産牛乳の消費拡大に向け県庁を訪れた県酪農業協同組合連合会のメンバーら。花角英世知事(奥右)が牛乳を試飲した=12月11日、県庁
県産牛乳の消費拡大に向け県庁を訪れた県酪農業協同組合連合会のメンバーら。花角英世知事(奥右)が牛乳を試飲した=12月11日、県庁

 消費の落ち込む冬季の牛乳需要を喚起するため、新潟県酪農業協同組合連合会と県酪農同志会が12月11日、県庁を訪れ、花角英世知事に県産牛乳のおいしさをPRした。牛の餌には県内で作った飼料が使われていて、飼育から加工まで地元産の牛乳の魅力を伝えた。

 本格的な冬の訪れに合わせ、県酪農業協同組合連合会などは2025年3月末まで牛乳の消費拡大キャンペーンを行っている。知事への訪問はその一環。寒さなどで消費量が減るほか、冬休みで学校給食がなくなることもあって冬は需要が下がるという。

 県は2022年度から、稲の穂と茎葉を発酵させた飼料「ホールクロップサイレージ(WCS)」を作ってもらい、牛の餌とするための補...

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