小学生が筆の扱い方などを教わった書き初め教室=柏崎市西山町
小学生が筆の扱い方などを教わった書き初め教室=柏崎市西山町

 新年を前に小学生が習字を練習する「冬休み書き初め教室」が、新潟県柏崎市西山町の西山ふるさと館で開かれた。子どもたちは文字の止めや跳ね、払いのポイントなどを講師に教わりながら真剣に筆を運んだ。

 西山ふるさと公苑が毎年行っている。12月21、22日の2日間で柏崎市などの小学3〜6年生60人が参加し、刈羽村で書道を教えている久比岐野書道会の準師範、石田栄久さん(76)=柏崎市西山町=に書道の心得を教わった。

 子どもたちは冬休みの宿題になっている「新雪の朝」「将来の夢」などの習字に取り組んだ。石田さんは「書道は文字の1画目が大切。手本をよく見て、文字の間隔を考えながら筆を動かしてほしい」とアドバイス...

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