職員に年頭のあいさつをする中原八一市長=1月6日、新潟市議会議場
職員に年頭のあいさつをする中原八一市長=1月6日、新潟市議会議場

 新潟市の中原八一市長は仕事始めの1月6日、市議会議場で幹部職員ら約100人を前に年頭のあいさつを行った。発生から1年がたつ能登半島地震からの復興を進めるとともに、拠点性を高め、選ばれるまちづくりに向けて取り組む考えを示した。

 中原市長はこの1年間、地震対応に当たった職員への感謝を述べ、今後も被災者支援に力を入れることを求めた。

 地震で被害が大きかった地域での液状化対策については、「地質調査から工法の検討へ進むが、見通しを早く、分かりやすく被災者に示す必要がある」と語った。

 2025年は3月15日にJR越後線「上所駅」(中央区下所島1)が開業することを挙げ、「この地域には高校や公共施設がある。...

残り183文字(全文:483文字)