
運行する湯沢高原ロープウエー
2025年は巳(み)年。干支(えと)にちなみ、新潟県の魚沼地域の“ヘビー”なものを集めてみた。担当記者が主観を交えながら選んだヘビー級の数々をご覧あれ。
まるで巨大なコンテナが浮かんでいるようだ。約7分間の空中散歩を楽しめる湯沢高原スキー場(新潟県湯沢町湯沢)の湯沢高原ロープウエーは、世界最大級の166人乗り。延べ床面積は33・2平方メートルで、バス2台分の広さがあるという。
ロープウエーは1991年12月に完成。当時、町が30億円以上を投じて整備した。乗客を乗せるキャビンは赤色と青色の2基が縦列で動き、山頂駅から山麓駅までの全長1304メートルを秒速5メートル(通常時)で進む。キャビン1基...
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