
赤ちゃんの人形を抱いたまま書類を記入する体験に臨んだ市職員=阿賀野市岡山町
赤ちゃん連れの市民や妊婦が安心して利用できる市役所を目指し、新潟県阿賀野市職員が窓口対応を学ぶ研修会が、岡山町の水原保健センターで開かれた。若手職員15人が参加し、気配りの仕方や注意点などを確認した。
市は2022年、日本青年会議所が提唱する育児支援の取り組み「ベビーファースト運動」に賛同し、活動宣言を行った。23年に初めて研修会を開き、2回目となる今回は24年末に実施した。
研修では、市職員が赤ちゃん連れの来庁者の大変さを知るため、乳児の人形を抱っこしたまま紙に住所氏名を記入する窓口手続きを体験。来庁者が座るときに椅子を引いたり、荷物を持ったりするといった気配りの大切さを学んだ。重りの入っ...
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